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WordPressでサイト構築・導入費用はどれくらい?初めての導入者向けに費用の仕組みを解説します!

この記事ではこれからWordPress導入を検討している方向けに、サイト構築にかかる費用がどのように算出されるかを紹介していきます。

WordPressのサイト構築・導入にかかる費用

WordPressでのサイト構築・導入には、大きく分けると下記の2つがあります。

  • 毎月(毎年)固定でかかる費用
  • サイト作成時に発生する制作費用

毎年かかるもの

  • サーバー料金
  • ドメイン料金

サーバー料金に関しては、

  • 共有サーバーと呼ばれる1つのサーバーを複数のユーザーと共有して利用するもの
  • 専用サーバーと呼ばれる1つのサーバーを占領して使えるタイプのもの
  • AWSなどを利用して仮想環境に専用のサーバーを構築する方法

大きく分けると上記の3タイプがあります。

共有サーバー

一般的にレンタルサーバーと呼ばれるものは共有サーバーを指す場合が多いです。「エックスサーバー」「ヘテムル」「コノハウィング」「ロリポップ」など様々なサービスがあります。

月額にすると1000円ほどで利用できるためコストパフォーマンスに優れます。

安い反面、共有サーバーは他のユーザーとの相乗りになるため、
Pv数が増えるとサーバー側で制限をかけてしまいサイト観覧不可になるリスクがあるなど、大規模なサイトには向かないです。

※これは余談ですが、一部のレンタルサーバーでは迷惑メールが多発したため、メール送信機能を勝手に停止され、お問い合わせフォームの機能が勝手に止まっていたなどといった事例も弊社では確認できております。

専用サーバー

物理サーバーを1ユーザーで占領して使うことができます。

共有サーバーの時のような、アクセス集中によってサイトが勝手に止められることなどがないです。
CPUやメモリをスペック表記通りフル利用できる利点もあります。

サイトが育ちPv数の増加がみこめてきたら、サーバーを拡張することもできます。
※TV出演するなど瞬間的なPv数増加が見込まれるサイトには次のAWSが効果的

反面、費用は共有サーバーよりも高くなりますし、専門的な知識が必要になってくるため社内に専門の担当者、あるいは保守は保守会社に任せるなどの対応が必要になってきます。

AWSなどのクラウドサーバー

物理的ではなく、クラウド上に環境を構築して使用します。

日本だけではなく海外にも環境があるため、越境などにも向いています。
※海外からのアクセスは現地のサーバーに任せるなどができるため

瞬間的なアクセスがあった場合には、自動でスケーリング(台数を増やして処理能力をアップ)させるなどもできます。この点は物理サーバーよりもメリットです。

反面AWS専門の知識が必要になるため保守は専門の会社への依頼する必要があります。

初期構築費用なども内容に応じて発生します。

WordPressのセキュリティ対策にはShifter (シフター) がおすすめ!

最近ではシフターなどのサーバーを気にする必要のない、サーバーレスサービスが登場しているためそちらも条件次第ではありかと思います。

ドメイン料金

ドメインはHPで使用する「https:〇〇」の部分です。

サーバーとは別でドメイン会社と契約する必要があります。

契約するドメインの種類(.com、.jp、.netにするかなど)によって異なりますが、
年間で1500〜3000円以内には収まるケースが多いです。

サイト作成時に発生する制作費用

  • ディレクション費用
  • デザイン作成費用
  • 実装費用

制作費を大きく分けると上記3つになります。

ディレクション費用

デザイン費用と実装費用はわかりやすいと思いますが、
この部分は何をしているかわかりずらいかと思います。

ディレクションの内容は下記の通り多岐にわたります。

  • 競合調査やクライアント様のビジネスを調査し、情報設計、サイトの戦略を考える作業
  • 参考デザインをもとにサイト完成イメージを固める作業
  • 完成イメージを元に、サイトの設計図(ワイヤーフレーム)を作成する作業
  • サイトが期日までにリリースできるように、社内社外問わず、全体のスケジュール管理

場合によってはブランディングやコンセプト決定なども対応するケースがあります。

そのため、費用は対応内容によってまちまちです。

算出方法は一般的に、
1か月 = 〇〇円形式でご検討いただくことが多いです。
※サイト作成までに3か月の予定の場合、ディレクション費:3か月 = 〇〇円となります。

弊社では1か月 = ¥100,000〜¥300,000の間で内容に応じて、という感じです。
※ワイヤーまで固まっている場合は、少しお値引きすることも可能です。

ワイヤー費用は別項目として、制作費の2~3割で計算しているところも多いです。

デザイン費用

デザイン費用はデザインを作成するページ数によって料金が変動します。

その中でもTopページのようなボリュームの大きいページはどこの制作会社様も、他のページよりも料金を高く設定しているケースが多いです。

逆に、下層ページと呼ばれるTopに比べてボリュームが少ないページは、Topよりも料金を低く設定することが多いと思います。

デザイン費は、

  • Top = 〇〇円
  • 下層ページ1p = 〇〇円

という形式で算出することが多いです。上記に加えて、

  • SP版もデザインを作成する場合
  • デザインデータも納品する場合
  • 下層ページは1テンプレ作成して、あとは横展開でもOK

などで費用の変動が起こります。

実装費用

実装費用も基本的にはデザイン費用と同じで、下記のように算出することが多いです。

  • Top = 〇〇円
  • 下層ページ1p = 〇〇円

他、デザインは作ってないが、実装ベースで横展開するページや、作成したテンプレを元に入れ込む作業の発生により変動が起こります。

オプションでサイトの速度や構造化データなどにも対応する場合は、別途費用がかかるケースもあります。

CoreWebVitalsの(INP)とは?どう改善すればいいのか?

事例

事例01:コーポレートサイト(総ページ数:20p前後)

・開発期間3か月
・導入CMS:WordPress
・ドメイン、サーバー環境すでにあり

ディレクション費用
・3か月:¥300,000
・ワイヤー作成費用:¥176,000(制作費の2割)

デザイン作成費用
・Topページ:¥100,000
・デザインあり下層ページ5ページ:¥200,000
・ブログ用更新テンプレ1p:¥40,000

実装費用
・Topページ:¥100,000
・デザインあり下層ページ5ページ:¥200,000
・ブログ用更新テンプレ1p:¥40,000
・横展開ページ10p:¥200,000
※費用削減のため、横展開ページ10pは他ページを流用して実装

合計:¥1,444,000(税込)

よくある質問

ドメイン、サーバー環境の取得サポートも実施いただけるのでしょうか?
可能です!お客様の環境に合わせて最適な環境をお調べいたします。
ワードプレスのマニュアルを作成いただけますか?
はい可能です!ご希望のお客様にはマニュアル作成してお渡ししております。
※別途費用(目安:40,000〜100,000ほど内容に応じて)はかかります。
WordPressはコードが書けなくても更新できるのでしょうか?
更新可能です!お知らせやブログコンテンツなどは最初から更新できるような作りになっております。その他ページに関して、ご要望あれば管理画面をカスタムして更新のしやすい作りにいたします。
※管理画面カスタムは内容次第では別途費用なし
WordPressの更新レクチャーを行っていただけますか?
可能です!ご要望があればオンラインでも、都内近郊でしたらご訪問もさせていただきます。
まずはお見積もりだけでも大丈夫でしょうか?
問題ございません!
実際の要件次第でお見積もりは変動があるため、ぜひご連絡ください。
WordPressはセキュリティ的に不安なのですが、、
WordPressのセキュリティに関しては適切なアップデートが行われない場合はリスクとなってしまいます。弊社では月額の保守もお受けしておりますので、適切に対応させていただきます。
それでもWordPressの導入が厳しい場合は、別途シフターなどのホスティングサービスを提案させていただきます。
デザイン部門が自社にあるため実装のみの対応は可能でしょうか?
可能です!実際に実装だけの案件も多数お受けしております。
貴社のデザイン部門としっかりすり合わせを行い、実装対応させていただきます。
今あるサイトをそのままWordPressすることは可能でしょうか?
可能です!
現在のデザインそのままに更新のしやすいサイトにリニューアルさせます。

まとめ

今回はWordPressでのサイト構築・導入を考えている担当者様向けに記事を執筆しました。

予算をなるべく抑えたい場合は、制作会社様に横展開でも良いページと、力を入れて作って欲しいページを具体的に伝えることだと思います。※柔軟な制作会社様であれば対応してくれると思います。

逆に全て丸っとお任せにしたい場合は、クライアント様の意見を吸い上げてイメージを形にしてくれる、経験豊富な担当が在籍している制作会社に依頼するのが良いかと思います。

弊社はどちらのパターンでもお受けできる体制が整っております。
お見積もりからでも大丈夫ですので、お気軽にお問合せください!

SAIJO

制作時の要件からその後の運用まで丸っとお任せください。 お客様の状況に合わせて最適なものをご提案させていただきます。